綿矢りさの「生のみ生のままで」読んだ!社会人百合NTR!!

久々に日本に帰ってきています。

海外在住者が日本に帰ってきてやりたいことといえば、寿司食べることとでかい本屋行くことでしょう!!(私だけか?)

それで、なんと本屋で見つけてしまいました。

綿矢りささんの新刊を!!!

綿矢りさの「生のみ生のままで」読んだ!社会人百合でしかもNTR!!

本屋で見つけたのは綿矢りささんの新刊「生のみ生のままで」を発見しました。

綿矢りささんは言わずと知れた最年少で芥川賞を受賞された作家さんで、私は実は一番好きな作家さんは綿矢りささんなんです。

新作でないかな〜とタイの本屋でもいつも気にしていたんですが、見たことない本が本屋に平積みされていたのでテンション爆上がりです。

しかも帯に書かれている

彼女の肌が、吐息が、唇が、舌が、強烈な引力をもって私を誘う――。
「私たちは、友達じゃない」

え、もしやこれは百合!?

あの綿矢りさ先生が百合小説を!?

これは買うしかないだろう!!!

と、思ったんですが出ていたのは単行本でしかも上下巻2冊セット・・・

タイに持って帰れる荷物の量は限られている・・・

そして、そもそも私は単行本でかくて読むの疲れるから文庫化するまで待つ派だけど、文庫化されるのって1年くらいはかかるイメージ。

Kindle版の価格を確認すると紙の本と同額・・・

マジカよ〜Kindle版なんだから200円くらい割り引いてくれてもいいのでは?と思ったんですが、もうお布施だと思うことにした。

結論から言うと、私のような百合好きは黙って即刻ポチるべき1冊(上下巻なので2冊)だと思いました。

以下ネタバレです。

生のみ生のままでのあらすじ 社会人百合でしかもNTR

主人公逢衣は憧れだった1学年上の高校時代の部活の先輩颯と同棲しており、彼が幼少からよく行っていた秋田のリゾートに二人で泊まりに行くが、そこで彼の幼馴染の琢磨とその彼女彩夏と出会う。彩夏は駆け出しの女優で今まであったことのないくらい整った顔立ちだが、あまり感じが良くなく壁を感じてしまうが、リゾート滞在中に一緒に行動を共にする事によって打ち解けていく。東京へ帰ってからも時々彼女とは遊ぶようになるが、逢衣と颯に結婚の話があがってきたことを知った彩夏は逢衣にキスをした。女性が恋愛対象ではない逢衣は彼女の行動に嫌悪感を抱くが次第に彼女を意識するようになり・・・!?

というような話です。

綿矢りささんが書いていて面白くないわけがないだろう!

綿矢りささんの作品が好きで今まで色々読んできてその描写力が特にすごいなって思っています。

主人公の心情や周りの様子、主人公がその場面でふっと思い出した話などすごく丁寧に描かれているので、読んでいてその登場人物や場面がはっきりと頭に浮かぶんですよ。

例えば、前に読んだ「ひらいて」という作品では、それまで丁寧に丁寧に描写されていた情景や心情を主人公が失恋して心ここにあらずになっている場面ですごく雑に書くことによって、読んでいるこちらも世界から切り離されているような例えば水の中にいて視覚や聴覚がはっきりしていないようなそんな感覚を味わいました。私読んでてこの世界の切り替わり方を体感したのはこれが最初で最後で、これって綿矢りささんがそれまで丁寧に小説の中の世界を作っていないとできなかったことだと思うんですよ。

そんな綿矢さんが描く作品はまあ面白くないわけがないと思うんですけど、

この「生のみ生のままで」はそれまで女の子を恋愛対象と見ていなかった子が、それまで友だちだと思っていた女の子から告白されて、嫌悪感を感じたり、それでも自分が振ったことによって傷ついた彼女が心配だったり、自分もだんだん意識してしまったり、友情なのか愛なのかわからなくなったりもうね、これを細かく書かれれば書かれるほど女子はあああっ!!ってなると思うんですよ。

恋愛対象が完全に男性だけって女の人もこれを読むとすごく感情移入できるのではないかと思いました。

ていうか、たぶん女性はわりとこのこの愛なのか?友情なのか?みたいなことに迷うこととが特に若いうちはあった人も多いと思うし、私は読み始めたら止まらなくなって2冊一気に読みました。

魅力的なキャラクター

出てくるキャラクターがとても魅力的です!

例えば、主人公に告白してくる女友達の彩夏は最初はすごくツンケンした感じの悪い女なんですけど、主人公の逢衣が職場の携帯ショップで常連客のクレーマーに絡まれていることを知ったら自分が女優の彩夏だとばれないように変装してそのクレーマーを撃退しに来てくれたりとにかくかっこいいんですよね。

でも彩夏はもちろん完璧ではなくて、メンタル弱かったり、自信家に見えて意外とそうでもなかったり。

この完璧ではない感じが私はすごく好きなんですよ。読んでて私も好きになってしまった。

彩夏だけではなく逢衣も颯も琢磨もみんないいやつだし完璧じゃないしそれぞれ葛藤があるんですよね。みんな愛おしい。

彩夏は私の中では下妻物語くらいのときの土屋アンナなイメージなんだよな〜皆さん実写化するんだったら誰がいいですか?

問題起こりまくりでそれを乗り越えていく過程

もちろん男女の恋愛だってそうだと思うけど、それ以上に同性同士であるために起こる苦悩であったり、片方が芸能人ということで余計に自分たちが愛し合っているだけではどうにもならないみたいなところがあって、夢中になって読みました。

ずっと張り詰めている感じではなくて、合間にほっこりエピソードみたいなのもあってちょうどいいバランスだなって思いました。

綿矢りさの「生のみ生のままで」読んで・・・

もう、みんな!!だまって今すぐポチってくれ!!

おもしろいから!!

あと、私の予想では3年後くらいに23時枠でドラマ化するとおもう( ー`дー´)キリッ

興味のある方、ぜひ読んでみてください

あ!!それと綿矢りささんで百合?っぽいやつと言えば、「ひらいて」っていう小説が

片思いの男子を振り向かせるためにその子の彼女と浮気するっていう話があって、

もう痛々しくてみてられなくて面白かったのでそちらもおすすめです!

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