【感想】旅猫リポート読んだ

読書

私は正直ここまで本を読んで泣いたことはないと思う。

でもそれはこの本が好きだからと言うわけではありません。

私の泣きのツボに入ってしまったのです。

ネコというトピックにやられた。

旅猫リポートのあらすじ

話は元野良猫のナナを中心に進んでいく。

ナナは気ままな野良猫ライフを楽しんでいたが、ある日車にはねられ大怪我をしてしまう。そこをサトルに助けられる。ナナはサトルの家で暮らすことになる。

ナナとサトルが暮らし始めて5年、サトルはナナを手放すことになり、自分のかわりにナナを飼ってくれる人を探して、旧友たちに会いに行き、そこで旧友たちと昔を振り返りながらかつてのサトルの飼い猫ハチのことやサトル自身のことが分かってくる。

旅猫リポートの感想

この話に出てくるエピソードのいくつかにすごく自分に重なる部分があって謎の号泣をしてしまいました。別に泣くような場面でなくても泣けて泣けて仕方がありませんでした。

例えば、サトルが野良猫だったナナを保護して病院につれていくシーン。話はまだまだ序章でここは泣ける場面ではないのだけど、私がかつてうちの猫を保護して病院をまわったときのことなどを思い出して泣いてしまったのです。

ああ、あのときは大変だったな。うちの猫もこんなふうに思っていたんだろうか・・・

といったかんじで。

「野良猫を病院に連れて行った」という言葉が無意識に私と私の猫との思い出を思い出させて無意識な涙を流させた。

歳をとると涙もろくなるというようなことをよく聞くけど、涙もろくなってくるのは歳をとるほど色々な経験が増えるから泣けるポイントが増えてくるのでは?と思いました。

ネコが好きな人というよりは、何か動物を飼ったことのある人にものすごくささる作品ではないかと思いました。

残念だった点は、話が最初の段階から読めてしまっていて、物語がどこに向かっているかが分かってしまっていた点です。

何よりもナナを大切にしているサトルがナナを手放さなくてはならない理由が、金銭的なことや仕事が関係していないのは明らかだった。

ナナと一緒に暮らすためにペット可の物件に引っ越しまでしたサトルがそう簡単にナナを手放そうとはしないことはごくごく最初の段階から分かっていた。

となるとサトルはもうすぐ死んでしまうことが分かっているのか?など読めてしまう。

それ自体が読めてしまうことは話をすすめていく中でそんなに重要ではなかっただろうか。

いや、ものすごく重要だったと私は思う。

終盤実はサトルが長くはないということが明かされる場面は物語上ではものすごく重要な場面だったと私は思うんですよ。

そこからサトルが弱っている描写がどんどん描かれて別れが近いことを意識させられるんだけど、最初っからもう分かっていたらだめじゃないですか?

あと、もう余命が宣告されている人がそんなに元気に車であっちこっち行けるのか?とかそのあたりも気になってしまった。

旅猫リポート、なんだかんだでオススメです

物語にあれこれとケチを付けてしまった私ですが、別に嫌いなわけではないんですよ。

猫でなくても何か動物を飼っていたり飼ったことがある人は大きく心を揺さぶられると思います。

ちょうど映画化もされているようですし、映画も合わせて見たいと思いました。

だって、サトルが福士蒼汰ですよ!?

そんなのモテてモテて仕方がないだろうって一人で盛り上がってしまいました。

ただね、旅猫リポートはネコや犬の心の声が透けている話なので、きっとネコにアテレコするんだろうなって思うとどんなふうになるんだろうとちょっとワクワクします。

あと、映画のポスター見たけど、ナナって三毛猫よりなネコのはずだったのに映画のネコは白黒のハチワレで三毛猫成分どこへ?とちょっと思ってしまいました。

タイでの上映は11/29なんと明日から!!!

これは見に行かなくては!!

旅猫リポート映画編に続く!

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