映画勝手にふるえてろを見ました!
もうね、松岡茉優かわいすぎ!!
映画の余韻を味わいながら朝起きたら顔面が松岡茉優になっていることを祈りました。
けど、松岡茉優にはなっていませんでしたっ!
もうさ、松岡茉優かわいすぎでしょ!!!
あの舌足らずで感じ悪い感じが!!!
あああ、好き!!
なぜこんなに勝手にふるえてろでさわいでいるのか
勝手にさわいでろ
そもそも私はこの映画ずっと見たかったんですよ!
今はもう終わってしまったんだけど、ウィークエンドシャッフルっていう土曜の夜にやってるラジオ番組があって、
その番組のコーナーに映画評論コーナーがあるんですよ。
そこでなんと綿矢りさ原作の勝手にふるえてろが取り上げられることになりまして、
その少し前に読んだ綿矢りさのかわいそうだねっていう小説が最高に面白かったから、
本数こそ読んではいないけど私は綿矢りさファンになってしまっていたんです!
ウィークエンドシャッフルの映画評論結構辛口なので、もしボロカス言われたとしても
ちがうから!原作はちがうから!!って武装するために(誰に対して?)謎の使命感から手にとった1冊だったんです。
小説自体は最高に面白くて、もうこれはボロカスに言われたとしても、対抗できるぞ!!と思っていたらボロカスどころか大絶賛されていました。
もう大好きな小説が映画化されてしかも大絶賛されたらそれはもう見るしかないでしょっ!!
ただ、この映画をやっていた2月頃私は日本に帰れなかったし(タイ在住)、待てど暮らせど勝手にふるえてろはタイで放映されませんでした!!
こんなに面白いのに!!
タイの供給会社目が節穴!!
それで最近アマゾン見てたらアマゾンビデオで見れることを発見して、それはもう見るしかないよね~とポチッとしたんですよ!
ちなみに小説版もブログに書いたのでこちらご覧ください。

勝手にふるえてろのあらすじ
主人公のヨシカは、中学生の頃からずっとほとんど会話もしたことない同級生の“イチ”に片思いをしていてそのまま大人になった26歳。
脳内でずっと一途に恋をしている。そんなヨシカの前に職場の同僚“2”が告白をしてきて、本当に好きな人を選ぶのか、自分に好意を寄せてくれる人を選ぶのか、という話。
あれ?あらすじをえらくスラスラ書けるなと思ったら、小説版勝手にふるえてろの書評を書いた時にもうすでに1回書いた事があるからだ。
映画勝手にふるえてろを見た感想
もう話が面白いのは原作ファンなので知っていたけど、知ってみてもやっぱり面白い!!
本命じゃない職場の同僚”2”のいいヤツではあるんだろうけど彼氏にしたいかと言われるとどうかなっていうこの感じがすごかった。
映画を見る前、予告編を見たときは原作の印象とちょっと違っていてこんなヘラヘラしたやつなの?
なんかもっと伊藤英明みたいな男を想像してたのに!!って思ったけど、映画見たら納得でした。
これがまさしく”2”だった。
このいいやつだけどうざい感じ!!最高!!
色々あって憧れのイチと再会してちょっといい感じになれたのに、イチが自分の名前を覚えていなかったことが発覚して、
自分が誰からも見られてないって絶望したときに、
前半ずっと街中でイチのことを話していた人たちも実際にはヨシカが話してみたいなって思っていただけで、話したことがなくてただの顔見知りですらなかったっていうのが発覚したところなんかは、これは映画オリジナルの演出で、最初えらくヨシカは社交的なんだなって思っていたんだけどそれすらも妄想だったって分かってうわって声が出てしまった。
ヨシカの同僚のクルミって女の子がいてその子がヨシカは今まで誰とも付き合ったことがないし処女だって”2”にバラしていてヨシカが激昂する場面があるんだけど、この誰にも知られたくなかった秘密をよくもまあポロッとバラしやがったなってわたしもうわ~ってなったし、突然周りがみんな自分のこと処女だって馬鹿にしているかんじとかもう私はいたたまれなくなってしまったよ。
会社で産休届出す時にクルミが横でおめでとうとかトンチンカンなことを言っていて、それにずっとイヤミを言いまくるところとか怖い!女怖い!!クルミも悪いけど、ヨシカは全体的に被害妄想激しすぎるんだよな~でもそうなる気持ちすごくわかる!!
やっぱり最後にそれまで”2”って呼んでた2のことをちゃんと”桐島くん”って名前で呼ぶところとか謎の感動が沸き起こった。
あなた桐島くんて言うの!!ってなった。
もう、面白いからみんな見てよ!
DVD買えとまでは言わないけどレンタルも出てるしアマゾンとかでも見れるから!!
アラサー女子にものすごくささる、というか刺さる内容だと思います。
邦画の恋愛ドラマにありがちなティーンのただ純粋でまっすぐな恋愛の話ではなくて、大本命が他にいるけど現実見ようっていう話でもあるし、でもそれが妥協じゃなくてハッピーエンドでよかった。