こうして今日も猫をかぶる

こうして今日も猫をかぶる タイ

平和的にバカなふりをしている。

私もう6年タイにいるし、タイ人の友達も多いのでそこそこタイ語しゃべれるんですよ。

なんだけど、アパートの1階の食堂のおばちゃん(大家)がいつも私に、

「これはねカオパットムーっていうのよ」

とか、タイ語を教えてくれるのだ。

知っている。カオパットムーは豚肉のチャーハンだ。

タイが長くなくても、1週間くらいの滞在でも、へたしたら知っていると思う。

でもせっかく教えてくれたし、しっとるわ!何年タイにいると思ってんねん!というのも失礼なので、

「そうなんですね〜!ありがとうございます!」

と答えるようにしている。

おばちゃんは、また外国人にタイ語を教えてあげれたぜ!といったふうに得意げで、これはきゅうりよとかこれはレモンよとか、他にも色々教えてくれる。

というか、そもそも私はタイ語で全部返事しているし、6年タイにいるということも言ったことがあるのに、それでも豚チャーハンについて教えてくれる。

そんな食堂のおばちゃんと今日世間話していて気がついたんだけど、私はおばちゃんと話す時にきもち、ほんときもちタイ語が下手くそなふりをしている。

こわいこわい。おばちゃんが期待しているであろうタイ語が下手くそな外国人を演じているんだよ。無意識に。

うわ〜平和的ではあるけど、なんかぶりっ子みたいですごくいや〜と恥ずかしくなってしまった。

で、家に帰ってもやっぱり少しこっ恥ずかしくて、あれこれ考えていたんだけど、ある日突然私がネイティブと同じくらいの発音で難しい単語を使ってタイ人みたいに話し始めたら面白いなと思って。影でこっそりタイ語の勉強をすることにした。

アニメでよくあるいつもは気のいい近所のおじさんが街中大ピンチになって突然専門的なことを言って的確に指示をはじめて、実はその筋のプロフェッショナルだった。

みたいなやつ。

かっこいい。

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